○説明員(野々村俊夫君) 特定郵便局舎の所有形態でございますが、特定郵便局舎の国有と借り入れの別ですけれども、国有局舎が約千四百局で全体の約八%でございます。借入局が一万七千二百局、合計一万八千六百局ということになっております。
今後とも、特定郵便局舎が円滑に相続され、引き続きその場所におきまして郵政三事業等々が継続してできますように、税制上の措置についても的確に対応し、財政当局とも相談をして進めていきたいと思っております。
なお、冒頭先生御指摘になりました新設だけではなくて現にあるものをどうするかということでございますが、局舎が著しく老朽化したり取扱事務の増加に伴って著しく狭隘になるなど、業務に支障が生じている大都市の特定郵便局につきましては、重点的に局舎の改善を行っておりまして、例えば東京郵政局管内ですが、毎年五十局程度特定郵便局舎の改善を行っております。
○政府委員(高橋幸男君) 特定郵便局舎につきましては、昭和二十九年に一応の基準をつくりまして、その後数次にわたりまして改定をいたしております。 ただいま御指摘のように、私どもこの特定郵便局の特に窓口ロビーに関しましてその面積について十分であるかどうか非常に疑問を持っているところでございます。
○永岡政府委員 特定郵便局舎の改善につきましては、昭和五十四年度から五十八年度までの五カ年間におきまして全体で約二千七百五十局改善をしてきております。
○坂倉藤吾君 そうしますと、今日では第三者所有の特定郵便局舎と、こういうことになりますね。しかも前局長の、社会的に大変問題を、犯罪を犯して指弾をされておる当該本人を、いまだにもって郵政省が契約当事者として認知している、こういうことになりますね。この辺の関係は——監察官は見えてますか。できればその辺のことも含めてお聞かせいただけませんか。
○説明員(本松智房君) 国有と借り入れの経済比較につきましてはいろいろ条件がございまして、単純にはまいりませんけども、一応平均的な無集配特定郵便局舎を新たに新築する場合を想定しまして、一局当たりの年間経費を比較いたしますと、国費局舎に対して借入局舎の方が約一七%程度安くなっておるというような結果が出ております。
○坂倉藤吾君 そうしますと、冒頭、説明がありましたように、これは大臣の御答弁でありますが、特定郵便局舎については併用方式だと、こう言っています。併用式ね。併用じゃなくって、これは借入方式じゃないんですか。比率から言ったら、これは併用なんて言える筋合いのものじゃないでしょう。これでも併用と言いますか。
特に特定郵便局舎につきましては、ここ最近、毎年度約四百局程度改善をしていくという形に聞いておるわけでありますが、これは集配局、無集配局の比率あるいは計画目標というのは一体どうなっているんだろうかということがありますし、また集配局、特定局——特定局の場合は、集配、無集配にかかわらず、いわゆる私費建築といわゆる国費で建築をする分とその他と、この三つの手段がいまもって行われているわけであります。
○坂倉藤吾君 ところで、特定郵便局舎の建設の問題に関しまして、特に私有で建設をする場合に相当幾つかのもめごとが発生をしております。現に、いま北海道でも一つあると思うんです。これらの関係については、一体省として、こうした計画と実行とのかかわりの中でどう見ておるんでしょうか。
○政府委員(高仲優君) 特定郵便局舎の借り入れに要する経費はこれは損費でございますから、建設勘定には計上いたしておりません、損益勘定に計上いたしております。
また、特定郵便局舎のほとんどを局長が所有をしているため、局長の財産保全と地位確保に利用されている。多額な借金で局舎を建てても、国から支払われる局舎料によりまして十数年で元が取れると言われているんです。それ以後の局舎料はすべてこの所有者たる局長のものとなってしまう。
局舎料につきましては、建築部長から話がございましたが、特定郵便局の局舎のあり方につきましては、先ほど申し上げました特定局制度調査会の答申におきましても、借り入れ局舎、国有局舎併用の方針ということをたてまえとしてとっておる次第でございまして、もちろん、これはなかなか十分だということには遠いかと思いますけれども、毎年、幾ばくかの特定郵便局舎を建設いたしておるところでございます。
特定郵便局舎にかかわる経費につきましては、このような国民の日常生活に不可欠な郵政サービスを提供するに必要な店舗を確保するための基本的な経費でありますので、これを一般会計から賄うのは適当ではなく、利用者負担の原則に立ちまして、郵便料金で賄うのが適切であろうかと思っております。
1 特定郵便局舎として賃貸借する借料の月額は、次により算出した額(1)及び(2)(いずれも十円未満は四捨五入とする。)の合計額とする。(1) 純家賃(月額) 局舎工事費(工事費プラス設計料)掛ける家賃乗率プラス(工事費掛ける火災保険料率掛ける十二分の一)。
ですから結局、特定郵便局舎を持っておる人、局の所有者、そういう人たちに局舎借り上げの家賃を払って、そしてその人たちに代々やってもらった方がトラブルがなくて、いい。いま郵便局長Aという人がやめたからといって、すぐほかからBを持ってくると局舎をどこかへつくらなければいかぬ。条件としては局舎をどこかにつくることの資金力のある人、その人が局長になる。
ちょっとその点を読ましていただきますと、「局舎の改善計画の建築につきましては、特に普通局、特定局の区別なく、その緊急度に従って公平に処理して参るつもりでございますが、先般来当委員会において御説明申し上げました改善計画、建設計画を遂行いたしまして、順調にこれが進みますならば、特定局関係にも年平均約八億円程度の資金を必要といたしますので、お尋ねのようにこの積立金の百分の三の資金中、少くともその半額程度は特定郵便局舎
それから、もう一つは、特定郵便局舎がふえたという点がその原因になっております。
これは全部特定郵便局舎の建設に回る金ではないと思います。
これは適正ということばは、主管大臣としてはそういう答弁しかできないと思いますけれども、しかし郵政省が、いま特定局長に対し局舎の提供義務というものをなくしておる、にもかかわらず、現在の特定郵便局舎のほぼ七〇%から八〇%というものは局長の所有の局舎を借りておる、そして局舎料を払っておる。その場合に郵政省がいつでも言うことは、非常に家賃が安いから、こういうふうに言っておられたわけです。
○森本分科員 これは、また別途ほかの委員会でも私のほうから質問をして注意したいと思いますが、いま郵政局長が答弁したように、たとえば全国の特定郵便局舎を建てる場合に、北海道から鹿児島あるいは高知県に至るまで、同じ規格様式で局舎を建てている。だから、寒いところも、暑いところも、それから台風のよく来るところも、そういうことを考えずに一律の様式になっている。
○森本分科員 時間がきたようですので、これはいずれまたこまかい問題は、それぞれ専門の委員会でやりたいと思いますが、いま局舎関係は、全国的に特に特定郵便局舎が非常に狭隘で、また古いところがあるというような点について十分に考えてもらいたいと思うし、今年度のこの局舎建設というものは、これでは非常に少ない、こう思うわけです。
○森本委員 まあなかなか微妙な答弁をいたしておりますが、いまの郵務局長の答弁を信用いたしまして、今後のこういうふうな特定郵便局舎の建築についてはわれわれとしても十分に見ていきたい、こう思うわけであります。 実は郵政省の四十二年度の予算の概算要求の内容についていろいろ聞きたいことがありますけれども、時間があまりありませんので、あと一つ二つだけ聞いておきたいと思います。
○森本委員 そこで、この特定郵便局の、要するにこういうふうな風習、習慣が残っておるということについては、何としても特定郵便局の局舎が局長の個人の私有であるということについて非常に関係があるわけでありますが、たまたま特定郵便局舎の建築について、新しく局舎を建築する場合に、国営なりあるいは郵便省の外郭団体の互助会なりが建てるというときに、その当該特定局長の許可が要るというふうな形に今日なっておるかどうか
このような方針のもとに、従来借り入れによっていた特定郵便局舎であっても、国費をもって改善整備することを適当とするものについては、毎年度郵政業務の事情等を考慮の上、計画的に順次整備をはかっていくとともに、他方、今後も借り上げを予定する特定郵便局舎については、昨年度から緊急暫定方策として、行政措置による簡保積み立て金の融資措置をとるなど、その改築を促進してまいりましたが、昭和四十年度からは、地方公共団体
請願 第四八 北海道十勝池田郵便局局 舎増改築実現に関する請願 第四九 北海道陸別郵便局局舎新 築に関する請願 第五〇 北海道中士幌郵便局局舎 新築に関する請願 第五一 北九州市内電話料金統一 に関する請願(三件) 第五二 日本電信電話公社職員の 賃金に関する請願(二件) 第五三 香川県塩江町に簡易保険 保養センター設置に関する請願 (二件) 第五四 特定郵便局舎